症例別治療
【症例】 寝違え 30代 女性 主婦
初回来院時、朝から首を少し動かすだけで激痛が走り、検査の結果、頚椎の可動の制限が強く見られました。痛みが強い為、頚椎に対しての施術を避けて最初は肩~腕の緊張をとり、再度頚椎の可動を確認してみると左右に振り向くことが出来るようになるが、痛みは少し残りました。
上部胸椎の動きが悪いため、胸椎を矯正したところ痛みはほとんど無くなり違和感が少し残る程度まで改善しました。
その日は帰ってもらい、3日後に来院されたときには違和感はほとんど感じなくなっていた。
【症例】 肩こり、頭痛、腰痛 40代 女性 会社員
ずっと肩こりで悩んでおり、ひどい時は頭痛も伴うような状態でした。
仕事でずっとパソコンに向き合っている為、姿勢が猫背になっており、頚椎も前に傾き、湾曲がなくなりストレートネックの状態で首~肩にかけての筋肉の緊張で、ストレートネックのバランスをとるために無意識に顎も上がっており、後頭部と頚椎の間が狭くなっている為に後頭部の神経が圧迫され頭痛も起こっていました。また、腰は、座っている姿勢も悪いが頚椎とバランスをとっている為、この方の場合は腰椎の前弯がほとんど無い状態でした。
最初の施術では、頚椎の矯正枕で少し休んでもらい、首の緊張が緩和したので、頚椎と肩甲骨の調整をしたところ、肩が開くようになり猫背の姿勢もかなり改善がみられました。同時に腰の前湾も改善していたのでこの日は帰ってもらいました。
3日後に2回目の施術、頭痛の回数は減ったがまだあると言うことなので、頭蓋のバランスを整えると、頭痛も消えて同時に呼吸も深くなり身体全体が軽くなってきました。
仕事をされているので、姿勢がまた元に戻ってきやすいと言うことで、週に1回ペースの3回来てもらい、調整をしていると1週間は姿勢もキープ出来るようになっており、腰痛も治まってきました。
今は月に1度だけのメンテナンスで症状も出にくく、姿勢もキープできています。
【症例】 産後の腰痛 骨盤の歪み 30代 女性 主婦
初回来院時、腰が伸びない、鈍い痛みがずっとある。
検査をしてみると、出産時に腹直筋が離開しており、10年経った今もまだお腹の真ん中は縦に溝がある状態。腹筋に力が入らないために、後ろ側の筋肉が頑張ってしまい、疲労からの腰痛が原因。
もちろん骨盤の歪みもあり、足の筋力のバランスも左右で異なっていたため、足のバランス調整を行う。この時点で左右の足の筋力のバランスが整ったと同時に骨盤の歪みも消える。
歪みは整ったが、骨盤が開いた状態だったので、腹直筋へアプローチをかけ施術したところ、開いていた腹直筋、骨盤もしっかり整い腰痛も改善される。すぐに姿勢が戻らないように、上半身と下半身のバランスを整え帰ってもらう。
2回目の施術は1ヶ月後だったが、たまに疲れると腰痛が少し出る程度に。月に1度のペースで、いい状態が保てている様子です。
【症例】 肩こり、呼吸が浅い 眠りが浅い 20代 女性 会社員
事務職で1日中パソコン仕事。家に帰ってから寝るまでスマートフォン。
睡眠が浅く、寝ても疲れが取れない息苦しいということで来院された。
検査をしてみると、頭蓋の動きが悪い、頚椎にも弾力が殆ど無い。全身緊張している様子。下肢も検査をしてみたが、左右差は見当たらない。最初に頭蓋の調整でバランスをとると、頚椎もやわらくなり肩の力もぬけてリラックスした状態に。そのまま横隔膜、骨盤隔膜に対して施術をしていると、呼吸も深くなり交感神経優位から副交感神経優位に切り替わっている。ここで一回目の施術は終了。
1週間後には2度目の施術。前回は帰ってすぐに寝てしまい朝まで目が覚めなかったと。仕事が忙しいと、また症状が出るとの事で、もう一度同じ施術と帰ってからのスマホを減らしてもらうように指導。
次の週に3度目の施術、症状は段々と軽くなっているようで、睡眠も以前と比べると取れるようになってきた。頭蓋の硬さも柔らかくなっており施術のペースを2週間に伸ばし、今も継続中。